OWNER INTERVIEW #05

小さな釣り鈎ひとつに込められた高い技術。
世界の釣り人に、確かな品質を届ける仕事。

PROFILE

友藤 良太

RYOTA TOMOFUJI

2011 新卒入社 / 製造部 製造課

学生時代からものづくりに興味があり、地場産業でもある「釣り鈎」の製造に携わりたいと思い入社しました。休日は家族との時間を大事にしながら、友人との野球・ソフトボールなどでリフレッシュしています。

EPISODE 01

ものづくりへの熱意が導いたキャリア。

あなたの現在の仕事内容を教えてください

現在は成形工程の生産、機械の調整や改善、海外工場への機械導入などに関わっています。学生時代から細かい作業を伴うものづくりが好きで、地元の産業でもある釣り鈎の製造に関わりたいという思いから入社を決意しました。実際に働き始めてみると、想像以上に手作業が多く、繊細な調整が求められる現場に驚かされましたが、それだけに自分の手で製品をつくっているという実感があり、ものづくりの醍醐味を感じています。
現場ごとに求められる工夫は異なり、毎日が試行錯誤の連続です。品質、納期は現場担当者として最も重視する大切な部分。自分のアイデアで機械の調整が上手くいき、品質が向上するなど、目に見えて結果が出たときは大きな達成感があります。
最近では同僚に誘われて釣りをする機会が増え、自分の製品がどのように使われているのかを実感することで、ものづくりの楽しさをより深く味わえるようになりました。自分が関わった製品がユーザーの手に届くことは、大きなモチベーションにつながっています。

EPISODE 02

経験が自信に変わる現場

仕事のやりがいを教えてください

自分が努力して産みだした商品について、使用してくださったお客様からご意見やご感想をいただいたける度にやりがいを感じ、この会社で働けてよかったと思います。
個人的には入社して間もない頃からフィリピン工場で技術指導を経験したことも、大きな糧になりましたね。言葉の壁にぶつかる場面もありましたが、ジェスチャーや実演を交えて乗り越え、現地スタッフとの信頼関係を築くことができました。その経験を通じて、技術だけでなく人としても成長できたと感じています。
少人数体制の中で幅広く業務を任される環境は、自分の工夫や努力をダイレクトにスキルアップに繋げられる貴重な場です。現場の改善や効率化に向けた取り組みを重ねることで、少しずつ成果につながる実感が得られるようになりました。そうした積み重ねが自信につながり、さらなる成長を目指す原動力になっています。
そして何より、自分の好きなものづくりができていることに喜びを感じています。

EPISODE 03

自分の成長からチームの成長へと、視点を広げていきたい。

これからの目標を教えてください

ベテランと呼ばれるようになった今、目指しているのは「頼られる存在」です。自分自身の技術向上だけではなく、チーム全体のことを考えて動けるようになろうと心がけています。例えば後輩に対しては、すぐに答えを教えるのではなく、自分で考えるきっかけを与えることを大切にしています。気づきを促すことで、自立した成長につながると思います。仕事に対する姿勢でも背中を見せられるよう努めています。若手の頃に出会った尊敬できる先輩のように、「あの人のようになりたい」と思ってもらえる存在になりたいです。
今後は、ベテラン社員も若手社員も仕事をしやすくなるような環境作りにも力を入れていきたいと考えています。日々のちょっとした会話や挨拶などはもちろん、業務に関する情報共有などの小さなコミュニケーションを丁寧に重ねることで、気軽に相談しやすい雰囲気をつくっていければと思っています。

ある一日のスケジュール

DAIRY SCHEDULE

08:10

出 社
1日のスケジュール確認

08:50

始 業
鈎の生産や機械の調整、海外工場の状況確認

12:00

昼休憩
お昼休憩は1時間

13:00

業務再開
鈎の生産や機械の調整

14:00

打ち合わせ
資料作成も同時に

15:00

小休憩
集中力維持のためのリフレッシュタイム。

15:10

業務再開
鈎の生産・機械の調整。他分野の新たな技術習得に充てることも。

18:00

終 業
翌日のスケジュールを確認して退社。

就職活動中の皆さんへメッセージ

一緒に、ものづくりの面白さを深めていきませんか?

「ものづくりが好き」や「釣りが好き」など、何か一つでも「好き」だと思えるポイントがあれば、きっと楽しんで働ける職場だと思います。さまざまな部署があるので、自分に合う仕事を見つけやすいのも魅力です。ワークライフバランスも整っていて、家族との時間や自分の趣味の時間も大切にできます。安心して挑戦できる環境がここにはあります。まずは一歩、踏み出してみてください。ものづくりの面白さを一緒に深めていきましょう。

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